一部だけを見て批判するのはクズ
今日の午前3時からの試合で始まった
ドイツ対スウェーデンは2対1でしたね。
ドイツからしたら逆転勝ちをして、
前回王者の意地を見せた素晴らしい試合でした。
しかし一方で、スウェーデンは決勝点のきっかけとなったファウルを犯したスウェーデンのジミー・ドゥルマズ選手が、SNS上で人種差別の被害に遭い、殺害の脅迫まで受けていることが明らかになっています。
確かにドゥルマズ選手は試合終了間近で
ファアルをしてしまい、フリーキックを
ドイツに与えてしまいました。
それが結果的にはドイツの逆転勝ちを
許す形になってしまいましたが、
そこの一部だけを切り取り、その選手の
試合の中の取り組み、頑張りを考えずに
インスタグラムなどに試合後から乱暴な言葉をしたり、トルコからの移民でアッシリア人の両親の元、スウェーデンに生まれたドゥルマズ選手を人種差別をするのって
どう考えてもおかしくありませんか?
確かにスポーツに然り仕事に然り、
結果がすべてというくらい結果は大切です。
ですがね、真面目にやってがむしゃらにやって
必死にやった人に対して多少の皮肉、小言なら
いざ知らず人種差別ってまったく関係が
ないことを言ってるっておかしいですね。
しかも、いまそういうのに敏感な社会、
そういうのを無くす取り組み、考えが
増えてきている中でのこのような考え方は
本当におかしいです。
私もハーフなのでそういうの聞くと悔しいです。
ましてや、国のために対して戦ってくれた
人に対してなんておかしいですね。
皆さんも誰かを批判する時、相手の嫌いなとこ、
ダメなとこだけではなく、全体的に相手を
捉えてから批判することを考えて欲しいです。